イベントのまとめ記事、「2017年おすすめのクリスマスイベント!」や「2018年注目の福袋特集!」などは、その時期が過ぎたら当然過去のものとなります。
こういった記事をそのままのカテゴリーにしておくと、訪問者が最新の情報を得たいと思っているときに弊害となります。
この問題を解決してくれるプラグインが、「Post Expirator」です。
Post Expiratorはどういった場面で使う?
Post Expiratorは、「記事の公開期限を設けることができる」という機能が最たるものですが、実はこれに付随して「期間終了後の記事の状態」を選択できるのです。
例えば、トレンド記事などで「直近1週間の注目記事」というカテゴリーを作ったとします。
もし仮にPost Expiratorプラグインなしでこのカテゴリーを整理しようとすると、毎日古くなった記事をカテゴリーから外さなくてはいけません。
このような作業は大変な手間がかかりますよね。
そこでPost Expiratorを使います。
Post Expiratorでは、記事の公開期限を1週間後に設定して、1週間たったら「過去記事」カテゴリーへ自動で変更するということが可能なのです。
また、あらかじめ「期間限定の記事!」と銘打って、1日限定などの特別な記事を書く、といった場合にも対応します。
Post Expiratorの導入方法
Post Expiratorのインストール・有効化は、管理画面左のメニューバーから行います。
「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。

「プラグインの検索」と書かれた検索窓に“Post Expirator”と入力するとプラグインが表示されます。

プラグインが表示されたら「今すぐインストール」をクリックし、完了したら「有効化」も忘れずにクリックしましょう。
Post Expiratorの設定方法
Post Expiratorの設定は基本的に必要なく、記事編集画面で逐次設定を行うことができます。
インストール・有効化が完了したら、記事編集画面の右側に「Post Expirator」の項目が追加されています。

「投稿有効期限を設定する」にチェックを入れることでPost Expiratorが機能するようになります。

公開期限の年月日及び時刻をそれぞれドロップダウンメニューから設定します。
今回は例として、2017年12月1日の午前10時までとします。
「期限切れ時の処理」では、期限終了後その記事をどの状態に移行させるかを決定できます。
- 下書き =記事を下書き状態
- 削除 =記事を削除
- Trash =記事をゴミ箱送り
- 非公開 =記事を非公開
- カテゴリー:置換 =記事のカテゴリーを変更
- カテゴリー:追加 =記事に選択したカテゴリーを追加
- カテゴリー:除外 =選択したカテゴリーから記事を除外
のなかから選択することができます。
まとめ
トレンドブログ等でなければあまり使う機会はないかもしれませんが、記事に時事性があるものであればこのプラグインを有効に使うことができます。